ここ数日の暑さは本当に尋常ではありませんね、昨日などは作業中、本当に倒れるかと思いました、これから2ケ月間位はこんな日が続くのかと思うと・・・正直なところ恐ろしいです、果たして無事に夏を乗り切れるのか・・・不安です・・・（笑）

今回はＦＩＡＴ５００のリペアでした、一般のお客様からのご依頼です

　　before

ヘコミはＦフェンダーのプレスライン上で、大きさは３センチ位ですが・・・とても鋭く深いです(^^;)、こういったプレスラインを損傷して鋭くへこんでしまった場合、鋼板の特性によっては（軽自動車など）修復しても伸びた鋼板が歪みとして残ってしまう可能性が高いのですが、このＦＩＡＴ５００という車は過去に何度か作業した経験があるのですが、その時の記憶では凄く素直な直しやすい鋼板だったというイメージでした、お客様にも一応、若干の歪みが残ってしまうかもしれないとのお話をさせていただきご了承をいただきました、インナーフェンダーを少しめくっての作業したのですが、ツールのアクセスが良好で適したツールを使えるので非常に助かりました、こういった鋭角なヘコミはなるべく最初に開いておいて応力を抜いておく事がとても重要です、応力を抜くことによって余計な『局部伸び』を抑える事ができます、応力が抜けてくると鋼板がどんどん動くようになります、そこからツールで本格的にヘコミを触ります、記憶通り直しやすい素直な鋼板でこちらのイメージした通りに変化してくれます、鋭く深く残っていた打撃痕を消すのに苦労は致しましたが、まずまず良い仕上がりまでもっていく事ができました

　　after

塗膜に薄い傷は残っていますが、ヘコミは取れたので普通に見たのではまず解らないと思います、・・・多分。
お客様のご確認をいただき無事終了です
ご依頼ありがとうございました。

ＦＩＡＴ５００とても可愛くて魅力的な車です、眺めていると何となく微笑ましい感じがするのは私だけでしょうか？しかもデントリペア的にも非常に直しやすい車なので、ますます好きになりました
こういう車がもっともっと売れて欲しいものですね・・・・（笑）

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