ドアパンチのリペア ポルシェ911(964)

2014年4月16日

ここ数日は、昼間はかなり気温が上がるようになってきていきなり暑くなってきました、作業中に暑くなっていつも1枚脱ぐようです(^^;)、過ごし易い季節はあっという間に過ぎて夏になるのでしょうね、夏はとてもとても苦手な季節です・・・(笑)

今回はポルシェ911(964)のリペアでした、ポルシェ専門店様からのご依頼です

  before

ヘコミはドアノブの前方下で大きさは5センチ位はあります、それ程ひどくはないのですが、ただスジ状に折れているのがちょっと気になります、しかもこの位置は911ならではの『魔のインパクトアングル』(勝手に命名)の真裏です、普通なら・・・(汗)となるところですが・・・・、空冷911の場合、こういったヘコミは以外と短時間で直せてしまうケースが多いです、『魔のインパクトアングル』にちょっと協力して貰えればよいのです(笑)

もっと横幅もあり大きいヘコミの修復の際は『魔のインパクトアングル』はとっても邪魔なのですが、ドアパンチなどに多い縦スジヘコミの場合はインパクトアングルがあった方がツールのコントロールがし易く支点にも活用できるのでかえってリペアし易い事が多いです、911は少し普通のクルマと構造が違う部分がありますが、そのへんを理解していると意外とデントリペア作業のし易いクルマです、実際、今回も比較的短時間でリペアする事ができました

  after

社長様のご確認をいただき無事終了です
いつもご依頼ありがとうございます。

お取引いただいている数社のポルシェ専門店様のご依頼で今までに本当に沢山の964をリペアさせていただきました、ありがたい事です、お蔭で964は構造がよく理解できてリペアが好きな車の1台になりました、ただ最近は水冷の比率が増えてきて少しづつ空冷のリペア台数が減ってきています、最終型でもすでに20年以上も前の、もはやクラシックカーの部類に入ってきている車ですから仕方ないのでしょうが、カエル顔のポルシェに憧れて育ったスーパーカー世代としてはちょっと寂しい感じもします、これも時代の流れですね、歳をとる筈です・・・(笑)

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