この時期は花粉症がまだ収まらずかなりツライのですが、寒さも緩み暖かくなってきて作業には優しい季節になってきました(嬉)、毎年、この時期からGWが終わるまでは結構忙しい日が続く事が多いです、嬉しいような怖いような微妙な感じです・・・出来れば特定の日にあまり集中はしてほしくないです(笑)
今回はポルシェ911(964)の修復作業です、ポルシェ専門店様からのご依頼です。
ヘコミはリアクォーター(リアフェンダー)の前方部でドアとの境から5センチくらいのところです、大きさは8~10センチくらいあり打撃痕が若干スジ状に残っています、しかも何だか複雑な形状です(^_^;)、空冷911の場合は普通のクーペボディのクルマと違いこの位置でもしっかりツールアクセスはできるのですが、さすがにこれくらいの大きさ・深さ・形状のヘコミになってくるとリペアはかなり厳しいです・・・(^_^;)
できるかぎりスジ状の打撃痕と歪みを残さないように精一杯努力致しました、集中して作業する事約2時間!苦労致しましたが何とか形にする事ができました。
形状も大きさも位置も結構厳しいヘコミの上に写りこみの鮮明なボディ色でしたのでどこまで違和感なく仕上げられるか正直なところちょっと不安でしたが、社長様とオーナー様にご確認をいただいたところとても喜んでいただけたのでホッと致しました、苦労の甲斐がありました
ご依頼ありがとうございました。
理由は解りませんが、911の場合、空冷水冷を問わずこのリアクォーターのドア寄りの位置のリペアの依頼が結構多いです、どうしてなのでしょうか???隣りに駐車したクルマのドアを開くと丁度この位置あたりにくる確率が高いのでしょうか?でも911は全長が普通の乗用車より短いので逆にもっと前方部分を当てられやすいような気がするのですが?・・・とっても不思議です(^_^;)、もう少し後方にズレてくれると随分と作業性がよくなるので色々な意味で楽になるのですが・・・この位置も直す度にいつも考えてしまいます、これは多分911のデントリペアの七不思議のひとつだと思います(笑)
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