ドアプレスラインのスジヘコミ修復(アルファ156)

2014年3月10日

先週は忙しかったのですが、今週は普通のペースに戻りそうです、出来れば普通のペースがず~っと続いて欲しいのですが、どうしても集中する日と暇な日が出てしまいます、こればっかりは仕方ないですね、お客様の都合なので・・・(^^;)
もう3月なのに寒波がきているせいで横浜はとても寒いのです、それなのに花粉襲来の気配をひしひし感じています、今から気分はブルーです・・・(笑)

今回はアルファロメオ156の修復作業でした、輸入車専門業者様からのご依頼です。

  before

ヘコミはドアのプレスライン上で大きさは8センチくらいはあります、しかも折り目がクッキリついて傷までしっかりついています(^_^;)、ここまで逝ってしまうと修復した痕跡や若干の歪みはどうしても残ってしまいますが、その旨は充分にご理解いただいた上での作業です、もう少し浅いヘコミなら窓枠の隙間からツールをアクセスして作業するのですが、これだけキツイスジになった深いヘコミの場合はかなりの力を掛けないと簡単にはヘコミが変化してくれないので内装を分解して太い力の掛けられるツールのアクセスを確保します、ヘコミ上部がかなり盛り上がってしまっているのでこれを落とさない事には応力がヘコミに効いていて先に進めません、ポンチで叩きまくってある程度まで落ちたらバランスを見ながらヘコミをアタッチメントを装着したツールで触っていきます、叩いてはツールで押すという工程を何度も繰り返して何とか形にする事ができました(^_^;)

  after

折り目のようなキズも歪みも若干残っていますが、普通に見る限りは殆ど解らないレベルまでは仕上がりました(多分)(^^;)、社長様のご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

今回はアルファロメオだったので何とか形にする事ができました、前にも書きましたが156くらいまでのアルファの鋼板はとても素直?で直し易い特性です、これが国産軽自動車のように薄くコシ?の無いクセの付きやすい鋼板だったり変化特性が悪い鋼板のクルマだったりしていたら間違いなく撃沈していたと思います(笑)

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