ドアノブ上のヘコミ

2018年9月1日

ようやく9月になりました、まだまだ暑い日が続いていますが、何となく8月が終わると苦手な夏が終わったような気がして正直なところホッとします、これからは待望の秋だと思うとカラダに活力が湧いてきます(笑)、それにしても今年の夏は本当に異常な暑さでした、何とか乗り切れて心底ホッとしてます・・・(^_^;)

今回はドアノブ上のヘコミの修復についてです・・・

ドアノブ上へコミ作業前画像1 ドアノブ上へコミ作業前画像2 before

ヘコミはドアノブ後方のすぐ上で大きさは約2センチ、比較的浅いヘコミですが2つが連なるように並んでいます、どういう訳かこの位置周辺の修復作業のご依頼は意外と多いです、ツールさえアクセスできれば比較的短時間で修復できるヘコミですが、この辺りの内部には補強板やフレームなどがありツールアクセスを阻害するケースが多いです、画像のヘコミの場合も何かが内部にあるようで通常よく使う窓枠の隙間からのアクセスではヘコミまでツールが到達できません(^_^;)、プーリング(表側から引っ張ってヘコミを直すデントリペアの技法)で対応しようかとも考えましたが少しスジ状のヘコミなので仕上がりを考えるとできればツールで触りたいというのが本音です、何とかアクセスルートはないものかと必死にドアのあちこちを眺めているとドアキャッチの上に小さなグロメット(ゴムキャップみたいな穴を塞ぐ部品)があり外すと『穴』が!そこから試しにツールを入れてみるとなんとヘコミまで届きました(嬉)、恐らく内部の補強板?の下側に外板との隙間があって下からの角度なら何とか隙間を縫うようにヘコミまで到達できたのだと思います、ツールさえアクセスできれば何とかなります、使えた穴が小さかったので細いワイヤーツールでの作業となり力が掛けきらず少し苦労致しましたが、何とか形にはなりました。

ドアノブ上へコミ作業後画像1 ドアノブ上へコミ作業後画像2 after

塗膜についたスジのような痕跡は僅かに残っていますが普通に見る限りでは殆ど解らないと思います、何とかツールがアクセスできて良かったです、プーリングではもっとスジが残ってしまったと思います、不幸中の幸い?です・・・(^_^;)

ドアノブの高さより上部にあるヘコミの修復は小さくても意外と厄介な事が多いです、前述したツールアクセスの件だけでなくパネルのフチに近くなるのでプーリングも使えない事も多いです、それにしてもどうしてこの位置にヘコミができてしまうのかちょっと不思議です、ドアを開けた時にこの位置に何か突起物であってそれに当てたのなら解りますが、お客様から良く聞くのは『何処かでやられたみたい・・・』???ドアパンチ?でもドアパンチならドアノブに先に当たりそうな気がするのですが・・・謎です(笑)

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