ドアノブ付近のヘコミ

2018年4月6日

初夏のような陽気だったと思えば昨日はまた真冬の寒さでストーブの出番・・・と思ったら今日はまた暖かくなってその上立っていられないような強風!目まぐるしい変化に身体がついていけません、ちょっと風邪気味です(^_^;)、ここ数年は季節の変わり目はいつも体調を崩します、これも老化のせいでしょうか・・・(笑)

今回はドアノブ付近のヘコミについて・・・

ドアノブへコミデントリペア作業前画像 before

何度かこのブログでも書いておりますがドアノブ付近にできたヘコミの修復は厄介なケースがとても多いです、一番の理由はやはりツールアクセスです、ドアノブの裏側には当然ですがドアを開閉させる為の様々なメカがあります、これは車によっても違いますが大抵の場合はドアキャッチとドア内側のオープナーとリンケージのようなものでつながっています、ドアノブの動きとリンクして動く為内部にアームのような形状で飛び出ています、また最近のクルマになるとキーレスの為のセンサーやら何やら電気的なメカやケースのような物が内側に隠れています、これら全てがヘコミ裏側までのツールのアクセスを邪魔します、上の画像のヘコミも最初はガラスとの隙間からツールをアクセスしようと試みましたが内部の『何か』に邪魔され辿り着けませんでした(^_^;)

『内装を外せばいいじゃないか』という声が聞こえてきそうですが、この位置ですと仮に内装を外したところでツールを自分に向けるような『侍の腹切り』体勢しか取れない為に使えるツールも限られてしまい作業性もとても悪くなります、そんな状態では浅くて小さいヘコミならともかく、鋭角な深いヘコミの場合はまず綺麗に仕上げる事はできません、こういう場合、残る最後のアクセスルートはドアノブ脱着の為のサービスホールです、大抵はドア断面部にグロメット(ゴムキャップ)などで塞いであります、ただし『ホール』といっても内部にはドアノブ内部のメカがある為に普通は太いツールは入っていけないケースが多いです、画像のヘコミ修復の際も細めのハンドツールでオフセットした(曲がった)ツールが辛うじてアクセスできる程度でした(^_^;)

ドアノブへコミデントリペア作業後画像 after

何とかヘコミは殆ど取れましたがキズのような打撃痕が2~3ミリ残っています、残念ながらこの状況ではこれで精一杯でした・・・
それでもサービスホールが使えただけありがたかったです、クルマによっては『サービスホール』すら付いていない車もあります(^_^;)、この『手』も使えないと最悪の場合は修復不可になってしまう事も・・・ドアノブ付近のヘコミは厄介です(^_^;)

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