本当に暖かくなりました、自宅近くの公園の桜も8分咲きといった感じです、今週中には満開になるでしょう、もう季節は完全に春です、愛車のタイヤもスタッドレスから夏タイヤに履き替えました、作業着の下に着ていたインナー(ももひき)とも今日でお別れです(笑)、私にとっては一番春を感じるのはコレかもしれません(^_^;)、スタッドレスもインナーも暫くゆっくり休んで下さい、そしてまた次シーズン活躍して下さい、頼りにしてます(笑)
今回は出っ張った為にへこんでしまった?ボンネットのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。
修復するのはジムニーのボンネットですが、クルマはありません、部品単体です(^_^;)、お客様のお話しでは付け替える為に中古品を購入なさったそうです、板金塗装屋さんなどでは何回か部品単体での修復をした事はありましたが、一般のお客様からのご依頼で部品単体というのは今までなかったと思います、ちょっと珍しいケースです。
もうひとつ珍しいのは形状です、ご連絡いただいた時は裏から突いたような出っ張りを修復して欲しいというお話でしたが実際見てみると出っ張った後方部分はしっかりへこんでました、恐らく出っ張る時に鋼板が引っ張られて伸びた部分が行き場を失って『シワ』がよるような状態になりそれがヘコミになったのではないか・・・と思いますがあくまで推測です(笑)、出っ張りとヘコミの複合体は3~4センチ位あります形状もかなり複雑です、しかも出っ張ったところは塗膜にクラック(ひび)がはいっています、こういう逆デント?を修復する場合は出っ張った部分は表側から樹脂製のポンチで叩いて落としていくのですが、塗膜にキズやクラックがあると叩いた時に塗膜が欠損したりクラックが大きくなる可能性があるのであまり思い切って叩けません(^_^;)、お客様にもその旨ご理解いただいた上で、できる限り修復させていただきました。
ボンネットが固定されていないので結構苦労致しましたが、何とかパネルの凹凸は殆ど取る事ができました、勿論クラック(キズ)は残っていますが、大分目立たなくなりました、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。
逆デント(出っ張り)の修復はポルシェ911のFフードでは結構多いのですが、それ以外では少ないです、今回はレアなケースです・・・
それにしても普段ツールアクセスに苦労して『このパネル外れれば楽なのに・・・』とボヤく事は多いのに、実際外れていると逆に固定できずに作業性が悪化して苦労します、物事は万事難しいですね(笑)
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