あっという間に12月も3分の一を過ぎました、今年もあと20日です・・・相変わらずやりたいことが出来ずに終わりそうです、本来ならこの時期はクルマ関連の業者様からのご依頼でかなり四苦八苦するのですが今年は比較的平和です(^^;)、先月までがとても忙しかったのでその反動でしょうか?まあ持病の腰痛も出ていますのでこのまま平和に仕事納めまでいくのも悪くないかな~などと腑抜けた考えの今日この頃です(笑)
今回は日産ノートのFフェンダーの修復でした・・・
大きさは30センチ近いです、画像では解かりませんが下フチのフェンダーアーチ部分までヘコミの影響が出ています(^^;)、しかもプレスラインをガッツリ潰してスジもクッキリ!ヘコミのあるパネルの位置によっては修復不可になっても不思議ではない損傷度合いです、ただ、今回は幸いにもツールアクセスの良いFフェンダーです、多少の歪みは残るかもしれませんが、それでも構わないというご依頼要請でしたので作業開始です・・・
まず、手を付けたのは画像には写っていないアーチ部分からです、ヘコミの一番下になりますが、ここにかなり応力が掛かっていてヘコミ全体に影響を出していると読んだからです、クルマによってはアーチ部分の折り返しがキツくてツールが入っていけない場合がありますが、ノートはかなりの空間がありちゃんとアクセス出来ました、助かりました(^^;)、アーチ部分の応力が抜けると予想通りプレスライン近くまでのヘコミはかなり浅くなりました、ツールに面接点のアダフターを付けて一気にプレスラインを攻めます、ある程度出たらアダフターを外しラインを正確にトレースしていきます、ここまでくれば一安心です、あとはひたすら歪みとの闘いです・・・
悪戦苦闘する事約1時間半!苦労致しましたが殆ど歪みも残らず、まずまずの仕上がりまで持っていく事ができました、お客様にご確認を頂きましたが喜んで頂けてホッと致しました、ご依頼有難うございました!
30センチクラスのヘコミの修復には『運』も必要だと思います、今回もあと数センチヘコミが後方にズレていたらヘコミの変形がドアとの境部分のフチまで及んでしまい、大変なことになったと思います、この『運』がなかったらかなり仕上がりは落ちてしまっていたと思います、デントリペアを長い事やっていると『数センチの差』に泣かされることが頻繁にあります、もちろん『数センチの差』に助けられる事も多いのですが・・・(笑)
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