ベンツCクラスのドアヘコミを修復

2017年2月25日

今週は暖かい日も何日かあったのですが、自宅の窓から見える富士山はまだ真っ白です、それにしても久しぶりに忙しい1週間でした(^_^;)、今年に入ってから最もご依頼数が多かったと思います、先週までは比較的平和だったのですが、いきなりお問い合わせ・ご依頼が増えてとてもバタバタしました、いつも思うのですが、どうして仕事は特定の日に集中するのでしょうか…とても不思議です(笑)

2017.2.富士山

今回はメルセデスベンツCクラスのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

メルセデスベンツCクラス

MBCクラスデントリペア作業前画像1 MBCクラスデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアドアのドアノブの前あたりで大きさは4~5センチ位です、折り目のようなスジにはなっていませんがそこそこ深いです、しかも2段折れのプレスラインの上側のラインにも若干影響が出ています、更にツラいのはボディ色です、僅かな歪みが残っても見えてしまう黒!(^_^;)
そしてもうひとつ心配だったのはツールアクセスです、窓下の水切りモールから結構近い位置なので内部のフレームに掛っていないかどうかです、これでツールがしっかりアクセスできなければとても綺麗に仕上げる自信はありません、取り敢えずツールを入れてみるとフレームは逃げていました…ひと安心です、しかし、ドアの厚みがかなりあるのでツールの支点が確保しにくくヘコミにうまく力を掛けるのがとても難しいです、通常はツールを『捻る』か『押す』かのどちらかでヘコミを触るのですが、今回は『捻りながら押す』みたいな感じでした(^_^;)
塗膜の肌を粗さないようにきめ細かく歪みを散らすのにとても苦労致しましたが、何とか形にする事ができました。

MBCクラスデントリペア作業後画像1 MBCクラスデントリペア作業後画像2 after

プレスラインに僅かなラインの乱れは残ってしまいましたが、普通に見る限りは殆ど解らないと思います、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

デントリペアはヘコミの大きさ・深さ・形状、ツールアクセス、ボディ色、など様々な要因がどのような状況にあるかによって大きく仕上がりが変わります、今回は決定的に悪い要因は無かったものの全てが少しづつ良くない…というような微妙な状況でした、そういった些細な要因の積み重ねが作業を難しくしていたように感じました、ぜめてどれか1つだけでももう少し良い状況だったなら随分楽だったように思います…
でも、よくよく考えてみると作業はいつもこんな感じです(笑)

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