ドア内部のサイドインパクトビームが横V字!

2016年7月22日

はっきりしない天候が続いています、気温が若干低めなのがまだ救いですが、でも湿度が高くジメジメしているせいか作業を始めるとすぐに汗だくです(^_^;)、できる事ならこの後来る真夏をスキップして秋になって欲しいものです・・・夏は大の苦手です(笑)

今回は現行型プリウスのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

トヨタプリウス

トヨタプリウスデントリペア作業前画像1 トヨタプリウスデントリペア作業前画像2 before

ヘコミは運転席ドア下方の前方部です、大きさは約8センチでやや大きめの縦スジ形状といった感じです、ドアパンチでしょうか?それ程深いヘコミではありませんが、ちょっと嫌な位置です、お客様がとてもクルマに詳しい方で自ら内装を外しておいてくださいました、新型車の場合はクリップの位置やらツメの位置が解らないので大変ありがたいです。

プリウスインパクトビーム

ドア内部にはVを横にしたような形のサイドインパクトビーム(側面からの衝突時に乗員を守る為の鉄棒みたいな部品)がしっかりと居すわっています(^_^;)、スバルのSTIなどにちょっと似ています、今回のヘコミはこのサイドインパクトビームの裏側です(^_^;)、ただ幸いな事に外板との隙間が数ミリは空いていたので薄いツールを滑り込ませる事ができました、何種類かのツールを駆使して先端をビームに引っ掛けてツールの背を使ったりしながら何とかリペア致しました。

トヨタプリウスデントリペア作業後画像1 トヨタプリウスデントリペア作業後画像2 after

歪みを残さないように調整するのに苦労致しましたが、まずまずの仕上がりまで持っていく事ができました、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

最近の新型車は乗員保護の為のインパクトビームなのか、補強の為の部品なのかよく理解できないようなバーというかプレートのような部品がドア内部に付けられている事がよくあります、今回のように外板との間に少しでも隙間があればまだ良いのですが、クルマによっては隙間を全てシール剤のようなもの埋めてあるケースもあります、そうなると場合によってはリペア不可なんて事になってしまう事もあります、もちろん何か意味があって付けられている部品なのでしょうが、デントリペア的にはやりにくくなってきてます・・・(笑)

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