ポルシェの深いヘコミ

2014年11月13日

今日は天気も良く空気は爽やか、絶好のお出掛け日和です・・・が、もちろん私は仕事です(^^;)、こんな日は仕事などやめてどこかへ遊びに行きたいものです・・・この時期はいつもこういった悪い誘惑に負けそうになります、でも今頑張っておかないと年が越せなくなります・・・仕事します(笑)

今回はポルシェ911SCのリペアでした、専門店様からのご依頼です

ポルシェ911SC画像

これまた凄い極上車です、とてもラインオフから30年以上経っているとは思えません、最近接する機会がある930ボディの911はどれもしっかり手入れがしてあって程度の良い車ばかりです、この車も内外装ともに素晴らしいコンディションです、もう930もクラシックカーの領域にだんだん入って淘汰されてきたという事でしょうか、私が免許を取得した時は911といったらこれだったのですが・・・歳を取るはずです(笑)

ポルシェ911SCデントリペア作業前画像1 ポルシェ911SCデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアフェンダーに深~いのが1発です、大きさは約5センチで打撃痕に傷があり塗膜が欠落してしまっています(^_^;)、一体何が当たればポルシェの頑丈な鋼板にこれほど深いヘコミができるのでしょう?謎です、これぐらい深いとツールのアクセスと支点の確保がとても重要です、幸いにも空冷911のこの位置はバッチリです、問題は局部的に伸びてしまっている鋼板をいかに違和感なく処理するかです、今回はツールの先にアタッチメントを装着してある程度の面を出してから肌を調整するという手順で作業しました、少し時間は掛かりましたがまずまずの仕上がりまでもっていく事ができました

ポルシェ911SCデントリペア作業後画像1 ポルシェ911SCデントリペア作業後画像2 after

傷は勿論消すことはできませんがパネルのラインが綺麗に整った事であれだけ目立っていたのが飛び石の傷程度に見えます、欠落した塗膜の部分をタッチアップしてあげれば殆ど解らないのではないでしょうか・・・恐らく(笑)

社長様のご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

どの世代の911もそれぞれに味があってカッコイイですが、やはり私のようなスーパーカー世代はカエル顔の911にはグッとくるものがあります、しかも空冷のフラットシックスの乾いた音を聞くと911に憧れた若かりし日の事を思い出します

いつの日か欲しいです、空冷911!夢のまた夢ですが・・・さあ午後から仕事頑張ります(笑)

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