パネルのフチは直しにくいです

2014年11月5日

3連休も終わってやっと一息です・・・というほど忙しかったわけではありませんが、何となく一息つけたという感じです、今朝は一段と寒さが増したような気がします、そろそろインナー(ももひき)を用意しないとダメかもしれません・・・(笑)

今回はエスティマのリペアでした、業者様からのご依頼です

エスティマの画像

エスティマのデントリペア作業前画像1 エスティマのデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはFフェンダー最後部のFドアとの境目です、大きさは4センチ程度ですが結構深めでスジ状の打撃痕がクッキリ残っています、更によくないのはパネルのフチに限りなく近い事です、どんな車であってもパネルのフチは折り返し部分があったり表と裏の鋼板の貼りしろ?みたいな合せ部分があったりで素直にツールがアクセスできない事が凄く多いです、今回もやはり折り返し部分で太いツールは入っていきません(^_^;)、これくらいスジ状になっていると本当は力をしっかりと掛けられるツールを使いたいのですが・・・仕方ないのでアクセスできるツールを何本か駆使して何とか作業致しました。

エスティマのデントリペア作業後画像1 エスティマのデントリペア作業後画像2 after

スジ状の打撃痕を違和感なく処理するのに苦労致しましたが、まずまずの仕上がりまでもっていく事ができました。担当者様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

パネルのフチに近いヘコミは厄介なケースが多いです、今回はヘコミ自体はパネルのフチから独立していたのでまだ何とかなりましたが、これがフチからへこんでしまっていたら恐らく仕上がりはかなり悪くなっていたと思います、パネルのフチからへこんでしまうとフチの折り目の角度自体が変わってしまうので修復するためには本当はその角度自体を戻してあげる必要があるのですが、フチの角度を棒状のデントツールで綺麗に戻していくのは現実には殆ど不可能です、できる限りの努力はするのですがどうしても限界があります、結果、不自然な歪みが残り違和感がでてしまいます、最悪のケースはパネルのフチ自体が押されて変形してしまった場合です、こうなってしまうと基本的にはリペア不可となってしまいます。

地球に物理がある限り限界があるという事ですね・・・単に腕が悪いだけかもしれませんが(笑)

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