ギャランフォルティスのドアヘコミを修復

2014年8月14日

今年のお盆休みは比較的平和です(^^;)、例年ですとこの時期は結構、一般のお客様からのご依頼・お問い合わせ等でバタバタする事が多いのですが、今年はとてもノンビリやれています・・・本当はマズい状況なのですが、こう暑いとやる気が低下してきて、まあいいっかなんて思ってしまいます・・・(笑)

今回はギャランフォルティスのリペアでした、業者様からのご依頼です

ギャランフォルティスの画像

ギャランフォルティスのデントリペア作業前画像1 ギャランフォルティスのデントリペア作業前画像2 before

ヘコミは運転席ドアですが・・・かなり強烈です!画像では上部しか写していませんが中央プレスラインの下側もボヨ~ン?とへこんでいます、何か支柱のようなものにアタックしてしまったようです、完璧な修復は難しいですがある程度目立たなくしてくれればOKとのご要望でしたのでお受け致しました、しかし、ドア内部を見て・・・(^_^;)袋形状になっているフレーム部分に最も深く鋭角にへこんでいる上部の部分がモロにかかってしまっています、フレームと鋼板の間に数ミリの隙間はありますが、本来ならもっと力をかけられる太いツールを使いたい形状のヘコミです・・・と嘆いていても始まらないので上部の部分は細いハンドツールでチマチマ作業致しました、このヘコミのカギはこの上部とプレスラインの損傷部分です、まずこの部分を修復して鋼板が動くようにしてあげないといくら他の部分を触ってもこういったヘコミをやっつける事はできません、悪戦苦闘する事3時間!歪みは多少残っていますが何とか形にできました

ギャランフォルティスのデントリペア作業後画像1 ギャランフォルティスのデントリペア作業後画像2 after

担当者様とオーナー様にご確認をいただき無事終了です
ご依頼ありがとうございました。

自分で言うのも何ですが、今回はよくここまで修復できたと思います、もっと歪みが酷く残ってしまうと予想しておりました、上部がフレームに被ってしまっているというマイナス要因もありましたが、その他はツールアクセス、ツールの支点、作業体勢などが比較的好条件が揃った事がまずまずの結果につながったと思います、もちろん完全修復とは言えません、見る人が見れば歪みは解ります、ですから今回、もし、誰がどう見ても解らないような完璧な仕上がりを求めるお客様ならお受けできない仕事でした、ただ今回は修理金額の安さや修理時間の短さなどのデントリペアのメリットを考慮してのお客様の判断でした、案外こういった選択もデントリペアの賢い活用法かもしれませんね

勉強になりました・・・(笑)

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