いよいよゴールデンウィークに突入です、今年はやっとコロナの規制が無い連休になったので行楽地は賑うのでしょうね、私はもちろん通常通り営業致します(笑)、例年通りですと連休前はクルマ関連の業者様からのご依頼が集中します、今年はどうかな・・・と思っていたらやはり先週から今週にかけて作業依頼がとても多かったです、連休前に何とかお客様に納車しようとクルマ関係の業者さんはみんな必死です、そのせいか緊急出動の要請が続きました・・・大変でした(^^;)
でも、連休に入ったのでかなり落ち着く筈です、来週はノンビリと仕事が出来ると思っています・・・多分(笑)
今回は日産ノートのドアヘコミの修復です、修理業者様からのご依頼です。
ヘコミはドア中央部で大きさは約5センチ、かなり深めで打撃痕がスジ状にクッキリと残っていて下地までは到達していませんがかなり深いキズもついてしまっています、しかも緩い角度とはいえプレスライン上の損傷です(^^;)、ドアパンチだとしたらかなり強烈な一撃だった筈です、歪みを残さないように綺麗に修復するにはかなり厄介なヘコミです、仮に綺麗にヘコミは修復出来たとしてもキズは残ってしまうのですが、それはご承知の上でのご依頼です
かなり鋼板が局部伸びしているので、これ以上伸ばさないように丁寧にフチに掛かっている応力を抜いていきます、ツール先端を点接点から面接点仕様に変更して少しづつヘコミを触っていきます、鋼板の動きや変化の度合いを見ながら応力が掛かっている部分を探り見極め、『応力抜き』と『ヘコミ戻し』の作業を平行して行います、ある程度『面』が出てきたらライトの位置を調整して更に細かい歪みを取っていきます、最後は映り込む背景を見ながら違和感のある部分を更に微調整します、映った背景に違和感が無くなれば完成です・・・
僅かにキズの部分に歪みが残りましたが、これで精一杯でした(^^;)、担当者様にご確認を頂き無事終了です、ご依頼ありがとうございました。
恐らくこの後は筆差し(タッチアップ)をして磨くのだと思います(多分)、私は残念ながらタッチアップにそこまでのスキルはありませんが、上手い人がタッチアップして磨くと本当に普通に見る限りは解からないレベルまで仕上がります、どんな技術もやはり修練が大事ですね・・・(笑)
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