DIYデントリペアの痕跡を修復

2014年1月8日

今日の仕事は午後からなので午前中は空いてしまいました(^^;)、する事がないので朝からブログ更新です、本来は午前中から仕事の予定が埋まっていくのが普通なので、午前中に家に居て朝からブログ書いていると何だか変な感じです・・・(笑)

今回はポルシェ911(930)カレラの修復作業でした、一般のお客様からのご依頼です。

  before

ヘコミはFフェンダーで浅めの15センチといった感じです・・・が何やら怪しげな痕跡が!このミミズ腫れのような跡とニキビのようなプチッとした出っ張りは素人デントの典型的な痕跡です(^_^;)、ヘコミの状況を把握しながら的確に押し上げなくてはならないのに何も考えずにグイグイやると大抵はこんな感じになってしまいます、今回はヘコミの大きさが15センチくらいあるのでヘコミの中に収まっていますが小さいヘコミだとへこんでいない場所にこんな痕跡が残ってしまっている事もあります、オーナー様にお聞きしたところ全く覚えがないとの事ですので詳細は不明ですが、このようになってしまうと手間が倍になります(^_^;)、とにかくこのミミズとニキビ?をやっつけない事にはヘコミの修復ができません、まずはポンチングでこれらを戻していきます、かなりの時間を費やしましたが何とか手強いミミズとニキビ退治?ができたのでやっとヘコミに移れます、浅いヘコミですが広範囲に歪みが及んでいたので違和感を残さないようにするのに結構苦労致しました、でも苦労の甲斐もあり何とか形にする事ができました。

  after

僅かなDIY痕跡は残っているのですが、普通に見る限りは解らないと思います、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

DIYでのデントリペアは絶対にやめて欲しいです、今回はまだミミズ1匹?とニキビ2箇所程度でしたので何とかリカバリーできましたが、無意味に鋼板を変化させたり伸ばしてしまうとプロの技術者でもリカバリーできなくなってしまうケースが凄く多いです、不運にもヘコミを見つけてしまった場合は、DIY作業などは絶対にしないでまずはデントリペアの技術者にご相談ください、鋼板は下手に触るとどんどん伸びます、そして一度伸びた鋼板は決して元には戻りません、くれぐれもお願い致します。

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