プジョー208ボンネット修復

2016年12月4日

とうとう師走です、今年もあと1ヶ月をきりました、1年間経つのが本当に早くなったように感じます、これは年齢のせいなんでしょうか(笑)
今のところはいつも通りのペースですが、例年通りなら12月も中頃になってくると中古車業者様の年内納車ラッシュ?でとても忙しくなります、でも、ここ数年は昔ほどは集中しなくなってきてます、はたして今年は・・・あまり集中するのは困るし、かといって盛り上がらないまま年を終えるのは寂しいし・・・男心は複雑です(笑)

今回はプジョー208の修復作業でした、一般のお客様からのご依頼です。

プジョー208

もともとプジョーの作業数は多くない上に不勉強なのでお客様から車種を聞いても正直なところチンプンカンプンです、2008?208?206?・・・同じような数字の名前なのでどんなボディタイプのクルマなのか全然頭に浮かんできません、お客様に教えてもらう始末です、若い頃はクルマの名前なら一度聞いたら決して忘れなかったのに・・・齢はとりたくありません(^_^;)

プジョー208デントリペア作業前画像1 プジョー208デントリペア作業前画像2 before

ヘコミはボンネット先端部です、大きさは4~5センチですが、深くスジ状の打撃痕がくっきり残っています、しかも先端に向かっていく曲面上です、これだけでもとても厄介なのにツールアクセスに使える穴は1箇所しかありません、本来はこういった曲面にある深いヘコミの場合はできる限り接点の広い太いツールで触っていきたいのですが、使える穴は小さく細いツールしか使えません(^_^;)、お客様にはその辺の事情?をご理解いただいた上での作業開始となりました、しかし、やはり細いツールでは思ったように力を掛けきれません、応力を抜きながら少しづつ変化させていくしかありません、我慢の作業が続きます、ある程度ヘコミが動いてきたらスジ状の打撃痕を戻していきたいのですが、細く短いツールなのでしなってばかりで中々変化してくれません、最後はツールが折れるかと思いました(^_^;)、かなり苦労致しましたが何とか目立たなくする事はできました。

プジョー208デントリペア作業後画像1 プジョー208デントリペア作業後画像2 after

うっすらと打撃痕のスジが残っていますが、この状況ではこれで限界でした(^_^;)、幸いな事にボディカラーが白なのでパッと見た感じは解らなくなりました、お客様にも喜んでいただけたのでホッと致しました、ご依頼ありがとうございました。

難しいヘコミでした(笑)、ヘコミの形状・深さ、パネルの位置、ツールアクセス、どれも厳しい状況でした、せめてどれかひとつでも状況が良くなれば色々な意味で違ってくるのですが・・・この辺がデントリペアの難しいところです。

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