水曜日までのポカポカの陽気から一転、真冬の寒さにまた逆戻りしました(^_^;)、最近は齢のせいか急な気温の変動にはなかなかカラダが適応できなくなってきました、でも寒くなると花粉の飛散が減るようなので、それだけは歓迎です(笑)
今回はAMGC63のワゴンのリペアでした、業者様からのご依頼です。
画像ではどこのパネルだかさっぱり解りませんが(^_^;)、ボンネット右端の前方部分です、縦方向のプレスラインに沿うように15センチくらいボヨ~ン?とへこんでいます・・・嫌な感じのヘコミです、こういう形状の場合は経験的に言って歪みを取るのに苦労する事が多いです、しかもパネルの端に近い位置なのでツールのアクセスも心配です、裏側を確認するとやはりフレームに掛ってしまっています、キャッチを外すと何とかツールは届くのですが、お世辞にも良好とは言えません、唯一の救いはアルミボンネットだと思っていたのが鋼板だった事です、この差は結構大きいです、本当は太いツールにアタッチメントを装着して面接点でヘコミに触りたかったのですが、残念ながら入らないので細いツールに粘着テープを巻き付けてできるだけ局部的に変位させないように注意して作業致しました。
かなり苦戦致しましたが、何とか形にはなりました、社長様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。
最近はボンネットの作業性が悪いクルマが増えたように感じます、素材がアルミだったり、完全な二重構造になっていたり、先端付近が3重構造になっている車もかなり増えました、衝突安全性や衝突時の歩行者保護、更には軽量化等、様々な条件を満たさなければならないのでメーカーも苦労しているのだと思いますが、何だか新型車が出る度にデントリペアの作業性がどんどん悪くなっていくような気がしてなりません・・・ほんの少しでいいのでデントリペアの作業性も考慮して設計してくれると助かるのですが・・・無理ですね(笑)
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