ルーフサイドヘコミをプーリングで修復

2016年1月8日

明日からまた連休なんですね、全然知りませでした、我家では今年のカレンダーがまだ置きっぱなしになっています、早くどこかに貼りつけないと・・・(^_^;)、この週末は寒気が日本列島に降りてきて冬型の気圧配置になるようです、甲信越地方にも雪予報がでています、やっと犬と雪遊びに行けそうです・・・楽しみです。

今回はクラウンの修復作業でした、クルマ関連の業者様からのご依頼です。

トヨタクラウン

クラウンデントリペア作業前画像1 クラウンデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはルーフサイド(天井とドアとの間)です、大きさは4~5センチ、それ程深いヘコミではありませんが、この位置は何部がフレーム構造になっていて天井の内装を外してもツールがアクセスできない位置なので修復はプーリング(表側から引っ張って直す技法)で対応するしかありません、幸いにも折り目のようなスジになっていたり鋭い打撃痕が残っていないのは救いですが、ある程度の大きさがあるので何回も引っ張っては整形という工程を繰り返さなければなりません、ツールで触っていくのに比べると結構手間です、今回も色々な大きさのタブ(引っ張る為に溶着させる工具)を使い10回位は引っ張ったと思います・・・恐らく(笑)

クラウンデントリペア作業後画像1 クラウンデントリペア作業後画像2 after

手間は掛りましたが、何とかまずまずの仕上がりまで持っていく事ができました、担当者様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

このプーリングという技法は通常のデントツールがヘコミの裏側までアクセスできないような場所であっても表側から引っ張って修復作業ができるのでデントリペアのウィークポイントの1つである『ツールがアクセスできないヘコミは直せない』という部分をリカバリーしてくれる技法なのですが・・・残念ながらどんなヘコミにも対応可能というわけではないのです(^_^;)、大きさに関わらず打撃痕が鋭いヘコミや折り目のようなスジ状のヘコミの場合はプーリングでは綺麗にリペアする事は難しいんです、また、再塗装してあったりすると塗膜を剥がしてしまうリスクもあります(^_^;)、やはりどんなところにでも入っていける魔法のツールが欲しいです・・・(笑)

明日からの3連休はまだ作業の空きがございます
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