20センチ超えのヘコミに大苦戦しました

2015年12月11日

ちょっとだけ?風邪気味状態からなかなか脱しません(^_^;)、年末に向けて作業の予約が結構入ってきているので風邪ひいている暇はありません、頂いた作業依頼は年内に責任をもって終わらせないと、気持ち良く新年を迎えられません、葛根湯飲んでガンバリます・・・(笑)

今回は日産キャラバンのリペアでした、業者様からのご依頼です。

日産キャラバン

日産キャラバンデントリペア作業前画像1 日産キャラバンデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアゲートでナンバーの横あたりです、大きさは20センチを超えてます(^_^;)、打撃痕は鋭くキズのようになって物凄~く深いです、こうなってしまうと完全修復はキビシイです、打撃痕も歪みも残ってしまう可能性が高いです、普通なら板金塗装をお奨めするところですが、20年来のお友達でもある社長様から『目立たなくする程度でOKだからヨロシクね!』という有難いお言葉をいただきましたのでお受け致しました(笑)

内装を外して早速ツールをアクセスします、しかしナンバー回りのプレスラインのフチからヘコミが始まっているのでそこに掛っている応力を抜いてやらないと思ったように鋼板が変化してくれません(^_^;)、ポンチングで少しづつ応力を抜いていきます、ある程度鋼板に動きが出てきたらツールの先端を面接点にするアタッチメントを装着してヘコミの粗出しをします、この工程はとても重要です、できる限り鋼板の動きに逆らわず少しづつヘコミを戻していきます強引な力技は厳禁です、パネルのラインが出たら次に鋭い打撃痕を攻めていきます、ここでのポイントは鋭いヘコミの芯を開いて鋼板に動きを出すことです、最後はツールで正確に芯を捉えて押し戻していきます・・・何度もこの工程を繰り返しましたがこちらの思惑通りには上がってくれません(^_^;)、最終的には数ミリの芯は諦めて全体のバランスを整える事に全力を費やしました。

日産キャラバンデントリペア作業後画像1 日産キャラバンデントリペア作業後画像2 after

若干の歪みとキズのような打撃痕は残りましたが、何とか最初に予想したよりは良い仕上りまで持っていく事ができました、社長様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

キビシ~作業が続いています(^_^;)、続く時は続きます、小さくて素直な可愛いヘコミが恋しいです・・・(笑)

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