今日で4連休も最終日です、連休前はクルマ関連業者様からの作業依頼が集中して怒涛の忙しさ?でしたが、連休に入った途端、とても平和になりました(笑)、一応営業はしているのですが、これなら休みにしても良かったかな・・・ちょっと後悔しております、でも時間ができたお陰でずっとやりたくても出来なかったツールの修正やガレージの片付けをする事ができたのは良かったです、でも連休明けは作業が集中しそうでちょっと怖い・・・(笑)
今回はトヨタ86のリアクォーターの厄介なヘコミの修復でした・・・(^^;)
Rクォーター中央部からフェンダーアーチ部にかけての変わったヘコミです、一番目立つ中央部は幾つもの打撃痕が重なって一つになったような複雑な形状です、また画像では丁度↓に隠れてしまって解からないのですが、かなり深いキズもあります、そしてどういう訳かフェンダーアーチの少し上にもう一つ5センチ程度のスジヘコミが・・・(^^;)、一体、何がどのように当たればこういった形状になるのかは正直なところ全く解かりませんが、とても厄介な修復作業という事だけは確かです(笑)
この位置はRクォーターの内装を外さないとツールがアクセスできません、最近はあまり86のRクォーターを作業していなかったのですっかり忘れてしまってシートの座面がなかなか外せずちょっと焦りましたが、それ以外はすんなり分解できました。
内装とスピーカーなどを外すとこんな感じにガッポリ開いています、ツールアクセスが良くて作業しやすいと思われるかもしれませんが、実は逆なんです、ツールの支点を確保するところが大きく開口しすぎていてありません、画像の手前の方に写っているフックも支点用に試してみましたが、ちょっとヘコミまで遠すぎてイマイチです、仕方ないので自作のSST?を試してみたらなんとこれが86専用のようにバッチリ使えました!助かりました、というのもクーペモデルのRクォーターの修復作業は体勢的に片手でツールをコントロールしなければならない事が多いので良い支点を確保する事はとても重要です、自作の支点ツールが役に立って作った甲斐がありました!
良い支点が確保できたのでかなり繊細なツールコントロールが求められる複雑なヘコミでしたが、予想以上に綺麗に仕上げる事ができました。
キズはどうにもできませんがヘコミが綺麗にとれたので普通に見る限りまず解からないと思います、オーナー様のご確認をいただき無事終了です、結構苦労致しました(^^;)
まだこの仕事を始めた頃、『良い支点は良い仕上がりの第一歩』というような言葉をよく聞きましたが、本当にそうだと思います、でも『良い支点』が確保できないケースが結構多いんです(^^;)、そういう時は『根性で何とかする』これしかありません(笑)
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