インパクトビームも時には味方に?

2013年10月16日

昨晩から早朝にかけて台風の雨風が本当に凄かったです、雨も凄かったのですが、風は今までにこの歳になるまで経験した事がないような凄い強風で、特に早朝あたりの風は家が吹き飛ばされるのではないかとオチオチ寝ていられませんでした、お陰で寝不足です(^^;)、でも朝起きて、妻に『風凄かったなぁ』と聞いたら『そう?全然解からなかった』・・・大物です(笑)

今回はスバルエクシーガのドアヘコミの修復作業でした、一般のお客様からのご依頼です

   before

ヘコミはドア後方の下側です、大きさは3センチ位でスジ状の打痕が残っています、しかもちょっと鋭角です(^^;)、あくまで私感なのですが、スバルの車は鋼板が軟らかい感じで、すぐ鋼板が伸びてしまうので小さくても深いヘコミやスジ状になってしまっている場合はリペアの難易度が凄く高くなります、まして黒系のボディ色だとちょっとした歪みも映り込みで見えてしまうのでとても厄介です、今回もヘコミを見た瞬間に嫌なパターンかと少しビビリましたが(笑)、幸いな事にツールアクセスが良好で使いたいツールでしっかり作業できたので何とか綺麗に仕上げる事ができました

  after

映り込みチェックもOKです、黒系のボディでここまで映り込みが仕上がれば普通ならまず問題ありません、お客様のご確認をいただきましたが、無事終了です
ご依頼ありがとうございました。

今回はヘコミの裏側にインパクトビームが通っていた事でツールのアクセスを良くしてくれました、どちらかというとインパクトビームは厄介者の場合の方が多いのですが、小さく深いヘコミなどの場合はインパクトビームを支点にしてツールをしっかりとコントロールできるので逆に助かります、ただし、インパクトビームが真裏ではなくヘコミに少しだけ重なっている・・・とか僅かにかかっていない・・・とかの場合は基本的には厄介者に逆戻りです(笑)

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