小さくても鋭く深いヘコミ

2015年4月17日

久しぶりに今週末は天気予報では良いお天気になるようです、最近はハッキリしない天候が続いていたので今週末は観光や行楽などに出掛ける人でかなり道路も混雑するでしょうね、私はもちろん仕事なのであまり関係ないですが・・・(笑)

今回はホンダN-ONEのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

ホンダN-ONE画像

ホンダN-ONEデントリペア作業前画像1 ホンダN-ONEデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはドアノブの上でドア後方のフチから5センチ位の位置です、大きさは2センチ程度ですが、鋭く深くへこんでいます、先端の尖ったキリのようなものがかなりの勢いで当たったような感じです(^_^;)、こういうヘコミは意外と厄介です、打撃痕があまりに小さく深いのでその部分の鋼板が局部的に伸びてしまって違和感なく仕上げるのがとても難しくなる事が多いです、まずはツールアクセスを確認です、これでアクセスが悪かったら最悪です・・・幸いなことにツールはしっかりアクセスできます、ただツールでヘコミを触る前に少しヘコミを開いていきます、これはヘコミに掛っている応力を抜いて鋼板に動きが出るようする為です、ある程度応力が抜けたら正確にヘコミを触っていきます、やさしく、やさしく、です(笑)、軽自動車の鋼板は普通車と比べて薄く軟らかいの必要以上に鋼板を伸ばさないようにしないとかえって歪みが目立ってしまう事があります、打撃痕を違和感なく仕上げるのにはかなり繊細なツールコントロールが必要で神経を使います、作業を始めて約30分、何とかリペアする事ができました。

ホンダN-ONEデントリペア作業後画像1 ホンダN-ONEデントリペア作業後画像2 after

点のような打撃痕の痕跡はよぉーく見るとほんの少し残っていますが、鋼板のヘコミというより塗膜が僅かにくぼんでいるという感じです、普通に見る限りではまず解らないと思います、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

それにしても最近のホンダのN~という車名は覚えられなくて困ります、今回もお問い合わせをいただいた時はどんなクルマか解りませんでした(^_^;)、一体何種類Nシリーズはあるのでしょう?私は何時になっても覚える事ができません、老齢期に入ったという事でしょうか・・・(笑)

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