デントリペアはプロにお任せ下さい

2014年11月7日

今日は朝から天気もよく暖かいです、仕事日和?ですが、午後の仕事がキャンセルになりもう終わりです(^_^;)、何処かに出掛けたい誘惑と戦っております、こういう時は出掛けようと準備し始めるといきなり緊急出動の依頼が来るのがいつものパターンです、仕方ないのでノンビリしながらブログでもやります(笑)

今回はレクサスISのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です

レクサスIS画像

レクサスISデントリペア作業前画像1 レクサスISデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアクォーターパネルの上部でCピラーの下あたりです大きさは8センチ位はあります、しかし何やらヘコミの様子がおかしい?よくよく見てみると素人デントリペアの痕跡が!お客様にお聞きしたところ、お問い合わせをいただいてから作業までに少し日程があったので気になるヘコミを少しでも何とかしようとしてお客様が自らデントリペアに挑戦してしまったそうです、画像は少しボケていますがそれでもお客様が自ら押した痕跡がデキモノのようにクッキリ残ってしまっています、このように局部的に鋼板を変化させてしまうと完全には痕跡を消しきれません(^_^;)、お客様にはその旨ご了承いただいて作業開始です、まず第一にこの痕跡をリカバリーする事から始めます、とにかくひたすら叩いて落としていきます、それからツールを入れてこれ以上鋼板を伸ばさないように注意しながらヘコミを戻していきますが、ある程度戻しても伸びてしまった鋼板が歪みとして残ってしまってなかなか消せません、この攻防は大変でした(^_^;)、少し時間は掛りましたが何とか形にはできました

レクサスISデントリペア作業後画像1 レクサスISデントリペア作業後画像2 after

若干の痕跡は残っていますが、普通に見た位では解らないと思います、他にも手のひら位の浅いヘコミとドアパンチを修復して作業完了です。

お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

このブログでも何度も書いていますが、素人デントリペアは絶対にお奨めできません、余程の幸運に恵まれないかぎりは綺麗に直る事はないと思います、まして今回のようにある程度の大きさがあって曲面にあるヘコミの場合は経験豊かなプロが専用のツールを駆使しても歪みを残さず綺麗に修復するのは大変です、素人の方が簡単に直せたらデント技術者はみんな廃業です(笑)、小さいヘコミだと裏からちょっと押せばすぐ戻るのではないか・・・というお気持ちはよ~く解りますが、小さなヘコミひとつを完全に直せるようになるにはかなりの修練が必要です、本当です。

不幸にもヘコミを見つけてしまったらまずお近くのデントリペア技術者へご相談下さい、結局それが最良の選択だと思います。

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